紙地図とコンパス。 - 登山・スキー・トレラン用品専門店 スポーツのマンゾク

山道具:紙地図とコンパス。

2020年03月12日

今回は八方尾根をスキーでぶらり。スキー場のゴンドラ、リフトを乗り継ぎ登山口である八方池山荘へ。週末でピーカンということもあり登山者で山荘前は大混雑、唐松岳へ向かう稜線を見ると大渋滞。渋滞を避けるために山荘前でのんびり準備をし、ある程度人の間隔が広がって来たのを見計らってハイクアップを開始。

今回の目的は、今までしてこなかった紙地図とコンパスを使用してのルートファインディング訓練。因みにトレースはしっかり付き、人の列が常に前方に確認できるので訓練には適さない状況でしたが、山荘からケルン、ケルンからケルンと次の目標地点に細かく山座同定を行い地図とコンパスを頼りに、確実に目標地点まで進むことを意識して歩きました。

最近では携帯アプリのGPS機能や便利な道具が溢れているため、紙地図とコンパスを使ってのルートファインディングを行う人は殆どいない様に見受けられます。僕もその一人でした。

山では色々な機器トラブルがあります。携帯電話の紛失、バッテリー切れ、寒さによる誤作動、濡れによる故障。そんな時、濃霧や他の気象状況変化により、ルートロストしてしまい身動きが取れなくなることなんて大いに想像できますよね。

山に入る時は出来るだけ自己完結できることを前提に入る必要があります。紙地図とコンパスはリスクマネジメントの上で、是非とも携帯して欲しい山道具です。

今回、今までとは違う意識で山に入り、多くの学びがあり、またひとつ山の楽しみ方を知れて大マンゾクな山行となりました。

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